食卵の品質管理部門


 サルモネラ検定:食卵に起因するサルモネラ食中毒は、近年マスコミを通じて広く知られるようになりました。PPQCでは、すべての種類のサルモネラをはじめとする病原菌の食卵からの完全な排除を目指して、厳密な検査を行っています。また、少しでも検査の感度を上げるために、従来の規定化された技術に止まらず、日夜、技術の改良を実施しています。


 当研究所では、契約する各養鶏場から生産された食卵が、毎月合計で50,000〜70,000個も搬入されます。
他の検査所では、大量のタマゴを検査する場合、これらの一部を培養して検定しますが、当研究所では検査感度の厳密を期して、タマゴ全量を培養します。手間やコストはかかりますが、この処理によって、軽微な汚染を迅速に検出することができます。



食卵の鮮度検定:ニワトリは、その日令や種類によって産むタマゴの大きさが異なります。
 養鶏場には、様々な日令や種類のニワトリが飼育されていますが、各鶏群が産卵したタマゴのサイズ分布を経時的に確認することが、消費者のニーズに対応するためには重要です。
 また、タマゴの鮮度の指標として、卵白の高さを指標としています。これを業界では、ハウの指数と言います。この指数が高いほと、鮮度が良いということになります。当研究所では、産卵直後のハウ指数が高いことは当然のことなので、消費者のお手元に届いた時間を想定して、産卵後4日目の卵白の高さを計測しております。
 市場では、この指数が高い方が好まれますので、指数維持能力の高い鶏種が好まれます。ハウの指数は、ニワトリ体内の輸卵管に損傷を与える鶏病でも、極端に下がりますので、鶏病検査の一助としても利用されます。




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