タマゴ生産過程の管理部門
デジタル・トランスフォーメーション(DX)という言葉が生活の場で聞かれることが増えています。振り返ればコンピュータ時代と言われて35年余り、専用ソフトをアウトソーシングで用意して、数値管理を自動化していた世代から、ウィンドウズというプラットフォームを介して汎用ソフトを自在に使いこなす現代へといつの間にか変遷してきました。
処理能力の高いコンピュータ・チップが商品一つひとつに組み込まれることや、スマートフォンのGPS機能で個人の移動や生活が一元的に把握できるIOT(ものがインターネットに接続されること。これにより相互制御を介してデジタル社会を実現させる、とされています。 Internet of things)の現代に至り、各種数値や情報をどのように加工し応用するかを前提とした高付加価値化が事業の将来性を左右する未来を目前としています。
養鶏業界においても、生産性に関わる様々な数値や情報を管理せねばなりません。私どもは、DX時代を見据えて生産現場の数値をできるだけわかりやすく加工するお手伝いをしています。そして、それらの情報を元に生産現場の現状を分析、各クライアント様のあるべき将来像を共に求め続けます(写真1、写真2)。
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写真1
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写真2
生産の基盤はニワトリの健康の維持です。そして、ニワトリの健康は各種数値に如実に現れます。私どもは、常に現場と共にあることをモットーとしています。ですから、毎月当社のスタッフが各クライアント様の現場を巡回し、各種サンプルを採取するとともに実際にニワトリに触れ、健康状態を確認して、飼育環境を含めた全体像をリアルタイムでご報告します(写真3、写真4)。
このような姿勢を守るため、私どもは自分たちで現場へ出向けないケースのコンサルテーションは原則お断りしています。
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写真3
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写真4